高齢者は、1Fを好む傾向がある!

2021年5月5日 | からhaku | ファイル: 未分類.

1Fに居住していた方が高齢になり、施設に入ることになり空室となったことがあります。その方も20年近く長期に住んでいただいていた方です。
タバコも吸われていた方なので居室は割とタバコのヤニや、クロス、床の張替などリフォーム費用に50万円程度かかりました。
1Fのこの部屋は割と広く、専用の庭もスペースとしてあるのでF棟では、高めの料金設定ができる部屋です。

そうしたところ2Fの居住者の方と話す機会があり、もう60後半になり階段もそろそろ大変だという話を聞いていました。
 この方は、最後に空いていた2Fの1室を埋めるため割安で募集を出していました。1Fが空くので1Fに移りますかと話をすると、替わりたいということになり、私とも利害が一致したので管理会社の契約変更の契約料だけ家主負担ということで新たに契約書を結び直して1Fに移っていただきました。

家賃は7000円アップしましたが、部屋への出入りが楽な1Fで、居住空間も広くなり、お互いウイン・ウインの契約変更ができたと思います。

もうひとつY棟という築古のアパートも運営しているのですが、最近、年配の方が退去されました。退去理由は2Fの階段が辛くなったということとY棟は和式トイレなので膝がキツイということでした。

一般的には2Fの方が、防犯上や日当たりなどで好まれると思いますが、高齢の方は1Fを好む方も多いようです。

私の所有しているアパートは築古が多いので、如何に高齢の方に安心して満足いただける居住空間を提供できるかが課題だと思っています。


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