生前贈与してもらったアパートF棟の運営が軌道に乗ったので、規模拡大を目指して中古アパートの購入に動きました。それは、早めに税法上有利な青色申告事業に認められる集合アパートなら10室以上にしたかったからです。
本を5~6冊読んだり、管理会社の不動産売買部門に物件を紹介してもらいながら何度もシュミレーションをしました。20件くらいは見に行ったと思います。
なかなか自分の条件に合わなかったのですが、1棟、管理会社から連絡もらった物件がギリギリ許せるくらの築年数で利回りや立地もよく気に入った物件がありました。
ただ、その時は満室でしたので、外観しか見ることができませんでした。1K×8戸の木造築25年で2200万円、利回り12.55%でした。
それで10%削減した2000万円で人生初の買い付け申し込みを出したのです。
ただ、若干、押し戻され2100万になり、その替わりに早めに決済をして入金を早めることにしました。
(その時点で、表面利回り13.14%です。)
頭金を入れて金融機関には1800万円借り入れすることにしました。
そして、晴れて2015年末に契約を完了することができました。
これを単身者用のD棟と呼びます。
自分の力では、この条件が精一杯でした。
この投資が成功かどうかは、今後の運営と出口戦略にかかっていますが、満室を喜んでいたのは半年くらいで、その後、この物件での大きなトラブルが潜在していることに気付くのでした。