融資を引く際に、金利の支払い方法が2種類あります。
元利均等と元金均等です。
一般の方は住宅ローン等で普通、意識せず元利均等を選びます。
毎月、一定額を支払うパターンで当初は金利の支払い部分が多く元金の減り具合が少ない方法です。
毎月、一定額なので予定が立てやすい、計算しやすいというメリットはあります。
そしてもう一つは元金均等での利子の支払い方法です。
これは毎月、元金部分は一定で利子部分は支払い残額に応じて請求されるので当初は、ひと月の支払い額が多いですが、元金の減少が速いので次第に毎月の支払い額が減っていくパターンです。
最初はややきついですが、徐々に楽になっていくのです。
私はこちらの元金均等の方が好きです。
支払い総額も元金均等の方がトータルでいうとお安くなります。
ローンシュミレーションのサイトがありますので紹介します。
ローン計算 | 金利計算 かんたんシミュレーション (loankeisan.com)
そのページで2000万円を期間20年、金利1.5%で借りた時のシュミレーションは以下です。
■元利均等
借入金額:2,000万円
金利:1.500%
借入期間:20年 (240回払)
返済総額:23,162,045円
支払利息総額:3,162,045円
月額返済額:96,509円
年間返済額(月額返済額×12):1,158,108円
■元金均等
借入金額:2,000万円 【元金均等返済】
金利:1.500%
借入期間:20年 (240回払)
返済総額:23,012,400円
支払利息総額:3,012,400円
月額返済額:83,333円+利息額
年間返済額(月額返済額×12):999,996円+利息額
支払い総額で23,162,045円 ー 23,012,400円 = 149,645円
と、約15万円も元金均等の方がお安くなるのです。
個人的には元金均等の方を選択された方が良いと思います。