A氏との騒音トラブル、内縁の女性の入居など不安定な状況が続いた後、2か月ほどは管理会社からも連絡がなく、小康状態を保っていると思っていました。
ところが年も押し迫った12月に、決定的な問題が起こったのです。
何と、A氏(202号)の隣の203号の若い方らも騒音トラブルで寝られない。深夜の口論や、テレビの大音量の苦情です。
A氏を追い出すか、自分が出るので短期解約の違約金の免除をするかのどちらかにしてくれとのことです。
私の肚は固まりました。A氏の契約解除することを決心したのです。
2度目はないと。
そして、まず管理会社に契約解除の通告をしてもらうことにしたのです。
ここまでのトラブルになると、最早、管理会社も担当者を離れてマネージャーが対応することになりました。
対面で解除通告しようとするが、なかなか会えません。それで配達証明書をまず送ることにしたのです。
※既に裁判を意識して証拠固めを行っていきました。裁判では「信頼関係が崩壊している」ということを証明していかなければいけません。
強制退去には時間がかかるので、結局、203号の方は年が明けて2月に退去されました。全く申し訳なく違約金は当然免除しました。
そして、実は昨年、退去したA氏の真下の102号の方も騒音トラブルも退去の一つの理由ということが後から分かったのです。
都合、短期間の間にA氏202号の周りの3室が退去したのです。大損害です。
必要なかったリフォーム費用や賃貸料の喪失で100万くらいの損害は出しているでしょう。
A氏は結局、203号もお互いの騒音トラブルで勝手に出ていったと主張し、自身の退去を拒否しました。
私は裁判に訴えることにして、手段や費用など裁判のための準備を始めたのです。
A氏との長い闘いの始まりです。